闘病記の3
2012年末からの手術連続について
正月の写真。よく見ると腹の毛が無いのが分かる。
2012年11月
エコーで膵臓先端のしこりが15x11mmと大きくなっているのを確認。脾臓にも何かあり。
東大でCT受けると、過形成や嚢胞ではないが腫瘍の良性悪性までは判断できず。
切除すると膵臓の昨日に影響あるかもしれないが既に影響があることから
あとは手術自体へのリスクのみと聞き手術を依頼する、
2012年12月
12/4に手術。膵臓左葉部先端から脾臓近くの塊まで切除。
膵体部の2つの塊は膵臓表面の外にあり、おそらくリンパ節が腫れたもの。
検査のために肝臓の細胞も一部を切除。手術後の経過は順調で12/7には退院。
血糖値はかなり高いものの朝晩3単位で落ち着いた。
12/21に抜糸。血液,エコー検査ともに問題なし。
病理の結果、膵外分泌腺癌という悪性腫瘍と判明。リンパ節は腫瘍ではなかった。
手術により大部分は切除できただろうが、マージンが十分だったかどうかは判別できず。
癌細胞が残っていると再発や腹膜播種になる可能性はある。
再発するなら切除ではなく抗がん剤による治療となる。
2013年1月
癌が再発する前に残る細胞を叩いておくということで抗がん剤開始。
週1で通院して投与、次回白血球が減りすぎていないか確認して投与するか決める。
通常3回投与を1クールとして腫瘍の様子を見るが、ねむの場合切除済みなので
腹水なども無い限り見ても判断がつかないため1クールで終了となる。
投与中は夜鳴きや食欲減にはなったが、具合が悪くなることもなく終了。
2013年2月
経過は良好。手術7.0kgまで落ちた体重も7.2kgまで戻る
ランタスは朝晩2単位ずつに増えるが、膵臓に触ったので仕方が無い
2013年3月
岩崎で脾臓内部に10mm,8mmなど4つの塊があることを指摘され再検査となる。
エコー時に針吸引して細胞を見たが、肥満細胞腫ではなく腺癌に近いように思える。
膵臓から脾臓に直接転移する経路は無いため再発の可能性は低い。
脾臓摘出すれば大部分を切除でき、脾臓が無くても生活に問題は無い。
悩んだ末、脾臓摘出を依頼、3/12に手術。
脾臓を摘出。脾臓以外も見たが、肉眼では腫瘍らしきものは見えず。
前回手術より切る範囲が狭いためか、入院中も落ち着いていたらしい。
退院後、やや血糖値がが低めに推移。
病理の結果、骨髄脂肪種という良性の腫瘍だった。
膵臓については1ヶ月ごとにエコーで様子を見るのを継続する
2013年4月
血液検査でアンモニアが高い。エコーでも脾臓に10mmくらいの塊が見つかる。
しかし東大では何も見つからず、再度岩崎で見ても無かった。
リンパ節などが一時的に膨らんだのか。。
アンモニア対策にラクロースを飲ませる。
久しぶりSpec fPLを測ると3.3と正常範囲だった。膵臓も問題なし。
2013年5月
手術あとから糸が出てきたので切ってもらったり。
ラクツロース継続してたらアンモニアは下がり。
エコーも何も見えず、ALPが高めなので様子見
ご飯多目にあげても手術で6.8kgに落ちたまま戻らない。
2013年6月
去年と同様に食後鳴くようになった。具合悪そうには見えない
アンモニアは下がったがALPが高い
2013年7月
今月は東大に検査に行ったら、ALP175,GPT329と正常値を振り切る
エコーで膵臓には問題無いが、肝臓の血管周りが白く見え、胆管炎と診断される。
まずは抗生剤を3週間飲ませて様子見。
さらに肝臓の数値上がる原因として、年齢から T4も調べると 6.3と高く
甲状腺機能亢進症が発覚。。今度はこれか。
活発さや体重減などそれらしき症状は出ていないが、心筋肥大あり。
一般的には投薬による内科治療だが、薬では完治せずそれなりに副作用もある
外科治療では費用はかかるが完治することから外科治療を受ける方針にした。
まずは1ヶ月チアマゾールを飲ませてT4下がったら手術
2013年8月
抗生剤フラジールのためか、チアマゾールも効果が出たのかALT,GPTは下がる。
しかし今年も発熱して40℃まで上がり、脱水のためか血糖値399を記録する。
簡易測定器の数値なので病院では500を越えてそう。
その後ランタスを1回5単位まで増やすも、血糖値300前後が出まくるので
何かインスリン抗体があるものとして、一旦チアマゾール止めてみる。
それ以外に具合は悪くなさそうだけどどうしたものか。
ぐっすり